にっぽんの旅 東海 岐阜 白川郷

[旅の日記]

白川郷 

 本日は合掌造りが残る白川郷を訪れます。
山里離れた奥飛騨の秘境です。

 白川郷は合掌造りの家々が点在する集落です。
村の外れの高台から、村中が見渡せる場所があります。
田の水面が陽の光に輝き眩しい光景の中に、藁葺屋根の家々がポツリポツリと見えます。

 それでは、村の中に足を踏み入れてみましょう。
白川郷の建物には、現在も人々が生活をしています。
観光地化されておらず、大変気に入ってしまいました。
山々に囲まれた狭い土地のため子孫の分家は難しく、長男を中心にした大家族が一緒に住む大型住居となっているのが特徴です。

 天気も良く、ぶらっと合掌の家々を巡っていきます。
そのいくつかは、中を見て回ることができます。
その中でも和田家住宅は1573年から続く家柄で、「弥右衛門」を名乗っていました。
江戸時代には庄屋を務め、和田家には苗字帯刀を特別に許されていました。

 合掌の土産物屋で、飛騨のにごり酒を見付けてしまいます。
迷わず購入し、今晩の晩酌がいまから楽しみです。
ぶらりと村を散策していると、あっという間に数時間が過ぎてしまうといった状態でした。
合掌造りの民宿もあり、今度来たときには是非泊まってみたい所でした。
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