[旅の日記]
美ケ原、上高地
長野県の美ケ原、上高地に行ってきました。
中央道、長野道の各高速を経て、諏訪湖に着いたのは丁度正午。
ここで昼食を取ってしばし諏訪湖を観光。
そして近くの諏訪大社で祭があるということを聞いて、急きょ神社に。
6年に1回の御柱祭で、先日死者が出たあの柱が坂を滑り落ちる祭の諏訪上社神社版。
その日はその前夜祭のようなもので、神社に柱を立てて祭るもの。
あの柱って、床柱みたいにツルツルだったのですね。
祭を見た後は、一路美ケ原高原へ。
その日の宿は高原の山頂ホテル。
途中から一般車通行禁止(普通の車では通行困難!)で、ホテルからの送迎付き。
送迎と言ってもジープがやってきて道なき道をガタゴト走るものですから、一般車通行禁止にはうなずけるものがありました。
大阪との温度差が15度くらいあって、もっているものすべてを着込む恐ろしく寒い所でした。
翌日は、朝から高原のすばらしい景色で、めずらしく気持ちのいい目覚めをしました。
さすがにこの寒さだけあっての、遙か遠くの山々も鮮明に見ることができます。
そして午前中は、近所の美ケ原美術館でしばし芸術観賞。
ここは箱根の彫刻の森美術館の姉妹館で、箱根と同じくここも屋外美術館。
高原一面に広がるモニュメントを見ていると、あっという間に半日が過ぎてしました。
そして高原を後にして松本市街へ。
昼を食べようと市街へ出てきたのですが、私の旅行はなにせ忙しいのです。
食事を兼ねての松本城見物。
松本の市街地は意外と車が多く、駐車場を探すのに手間取ってしまいました。
たどり着いた松本城は、ちょうど九州の熊本城を思い出させるような真っ黒の建物で、天守閣からは松本市街地が一望することができました。
でもやっぱり信州は「そば」がうまいですね。
食事の終えて気が大きくなってからは、時間の計算もいい加減に上高地に。
上高地を観て本当に今日中に帰ってこれるのだろうか?と少しは心配しつつ、車はとどまることを知らず西へ急ぐのでした。
ゴールデンウィーク明けで、上高地へのマイカー交通規制もこの日は解除。
松本から1時間強で、大正池に着きました。
眺めは絶景で、前にも何度か来たことがあるのですが、木々の生い茂るこの大正池からの眺めが私は一番好きなのです。
ところがここでハプニング。
嫁さんがトランクにキーを入れたまま、トランクを締めてしまったものだから大変。
時間は4時半でそろそろ涼しくなってきて・・・
結局JAFのお世話になり、2時間近く待たされた後(松本からJAF委託の鍵屋が来た)に14000円の損失。
それに当日予約していた宿にも文句を言われながらキャンセルして、大正池で宿泊。
丁度車を止めたところが大正池で1件のホテルの前。
不幸中の幸いとはこのことでしょうか。
ああ、でも1日早ければゴールデンウィークでホテルも満員だったろうに。
最終日は朝から上高地の河童橋を見た後、松本へ。
松本城を見て、信州そばで腹ごしらえをしたあと帰宅したのでした。
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