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長野県の蓼科高原に行ってきました。
実は今週は、有給休暇を入れて9連休だったのです。
蓼科湖、女神湖、白樺湖と、湖巡りをして帰ってきました。
大阪を出たのは9時前。
判ってはいたものの、名神高速は朝の渋滞。
おかげで諏訪ICに着いたのは、2時を過ぎていました。
この日は、欲張った観光はやめて、宿に行く途中にある蓼科湖に直行。
車を降りてみれば、大阪では薄手のセータですむところが、ここでは冬セータとジャンパ。
幸い昨年5月、美ケ原高原に行って凍える想いをした経験を活かして、服だけは車に詰め込んで来ていました。
寒々とした蓼科湖を見て、その横にある彫刻公園へ。
ここは、箱根の彫刻の森美術館や、美ケ原の美ケ原美術館のように、室外に像がポツポツと並んでいる「屋根なし美術館」です。
表側の芝を敷き詰めた中の像と、裏山の散策路に点在する像を見終わったときには、陽が暮れていました。
この日は、おとなしく宿に帰って運転の疲れを癒すことにしました。
いつもなら観光でハードな私の旅行も、今回はノンビリが目的です。
今日2日目も、2ヶ所を見て廻るだけの計画でした。
まず訪れたのは、女神湖。
観光案内の写真によれば、丁度上高地の大正池のように池の中から枯れ木が・・ってのに引かれて来たのですが、例の枯れ木は女神湖の片隅にあるだけで、規模としては大正池の方が上です。
でも時期外れの平日ということもあって人影は疎ら(無といったほうがいいかな)で、ポケッと湖畔で休むことができました。
それと、今回買ったパームトップパソコンの電源をここでON。
女神湖でパソコンという記録を作ってしまい、自己満足しています。
女神湖からゴンドラで山を登っていくと、そこは御泉水自然園。
私は山の裏側から延びる有料道路を使いました。
高山植物がいっぱいの自然園のはずですが、やはり時期が時期だけに笹だらけの林と化していました。
池にはしっかりと氷が張っていました。
昼は女神湖畔で信州そばと、旅情に浸っていました。
昼からは、車を飛ばして白樺湖へ。
女神湖からは10kmもない距離で、すぐに着いてしまいました。
白樺湖は観光地化されてしまって、ホテルと巨大ファミリーランドがやたら目につき、ちょっとガッカリしました。
それでもただでは帰れないので、しっかりボートを借りて乗ってきました。
やたら寒かってですが、私の他にもあと1漕ボートが浮かんでいました。
まあ身を持って、白樺湖の寒さを感じてきました。
寒かった代わりにきれいだったのは、蓼科高原の夕陽です。
白樺湖での落胆をすっかり吹き飛ばしてくれました。
さて、最終日の今日は、蓼科高原を散策して、ピラタスのゴンドラへ。
ピラタスのゴンドラでは山頂まで行け、そこには坪庭という溶岩だらけの散策路があるのです。
木陰には雪が積もっていて、おそらく万年雪じゃないでしょうか。
この山自体、冬にはスキーができるそうで、ゴンドラからゲレンデらしき跡を見ることができました。
ゴンドラの梺側の駅には蓼科高原美術館と水族館があります。
美術館の方は、実は昨日蓼科湖のところにあるサンローラン美術館に行ってきたので(一昨日行った彫刻公園と共通券になっていたので、昨日観に行ってきたのです)、今日は水族館だけにしました。
ここは開園したばかりの、淡水魚専用の水族館。
外は寒い高地というのに、熱帯魚や淡水エイ、ナマズ、コイがいっぱい。
意外と楽しめました。
ということで、現地を出発したのが3時前。
大阪には9時到着のちょっとハードな旅でした。