にっぽんの旅 近畿 和歌山 白浜

[旅の日記]

白浜紀行 

 大阪からの近場のリゾートは、やはり南紀白浜でしょう。
昔は行って帰ってくるだけでも1日かかっていたのですが、今は高速道路が通っていますし、その先も一般道とはいえ道が整備されていますので車でも苦になりません。

 白浜での1番の名所は、置物にもなっている円月島でしょう。
浸食で真ん中がくり抜かれた島です。
別名めがね島、正式名称高島と多くの名前を持った島なのです。
道ばたに車を止めて、しばし見入ってしまいました。

 第2の名所は岩の傑作ともいえる千畳敷です。
千畳どころがそれ以上の平たい岩の上は、自由に散策することができます。
円月島が眺める景勝地なのに対して、こちらは実際に触れる景勝地とでも言うのでしょうか。

 そしてもうひとつ白浜で忘れてはならないのが、三段壁でしょう。
新緑の海に直立する絶壁は、北陸東尋坊に似たところがあります。
ここも自殺の名所なのでしょうか。
注意を即する立て看板が目に入りましたが・・・

 白浜海中展望塔は、沖合から100mの海中に建つ展望塔です。
中に入ると、潜水艦にあるような丸い窓から海中の様子を眺めることができます。
魚が優雅に泳ぎ回る姿を見ることができます。

 さてハマブランカという三段壁横の植物園で南国ムードを味わい、実は本日の私の目的である温泉へ。
大海水浴場「白浪浜」の脇にひっそりあるのが、町営の露天風呂なのです。
夏場だけの営業なので私が行った春先に果たしてやっているか疑問だったのですが、イヤに暑い今年に限っては夏を待たずして営業していたのです。
いやぁ、はるばる来た甲斐がありました。
太平洋を見ながらの風呂にしては、格安料金ではないでしょうか。

 他にもエネルギーセンターやアドベンチャーワールド等、見て回るところは山ほどあるのですが、今回は自然を楽しむということで(金をかけないともいいますが)これにて退散することになりました。
お土産は、なんこう梅で。

   
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