にっぽんの旅 近畿 大阪 大阪城

[旅の日記]

大阪城の花見 

 日差しもよく、今日は「大阪城」へ繰り出します。
というのも今は4月、お花見のシーズンなのです。
桜前線にはまだ少し早いけど、約束したのだから決行するしかない。
不安一杯で大阪城公園のある森ノ宮へ出かけました。

 「大阪城」の周りは公園になっており、ここに桜や梅の木々が所狭しと生い茂っています。
「大阪城」は2つの濠で囲まれており、外濠の外側には大阪城ホールや音楽堂などもあります。
そして桜門を超えて内濠の内部の私立博物館、そして天守閣へと行くことができます。
本日はわざと遠回りして、外濠を公園の東の端の森ノ宮から西の端である大手前まで歩き、そこから「大手門」を超えて天守閣を目指します。
この大手前は、大阪府庁やNHKが立ち並ぶオフィス街です。
「大手門」では、大阪名物の屋台のたこ焼き屋の良い臭いに誘われて、ソースたっぷりのたこ焼きを買ってしまいました。

 巨大な石ばかりを集めた「大阪城」の石垣は、その当時の権力のすごさを物語っています。
天守閣へは別料金で登ることができます。
そして大阪の町並みを一望できるのです。
花見用にと買った先ほどのたこ焼きの臭いが気になりますが。

 さて天守閣も見終わり、本日のお目当ての「西の丸庭園」へ。
ここは6.5haもの広さの公園で、一面芝生で覆われています。
そして所々に桜の木が植えてあるのです。
我々は天守閣が見えるところに陣取り、満開にはまだ早い桜を眺めていました。
ところが昼前ぐらいから事態は急変したのです。
放送局のカメラがやたらとやってきます。
それも我々のシートの周りをうろうろしだしたのです。
聞いてみると、今日桜の開花宣言が気象庁から出たと言うことです。
そして大阪の標準木は、よりによっても我々の座っているシートの隣の木だったのです。
つぼみしかない桜のなかで、なんとか花をつけそうな木を選び、なおかつ天守閣を望める場所として選んだここは、実は大阪で一番の場所だったのです。
おかげで夕方の近畿版のNHKニュースで、テレビ出演を果たしことができたのでした。

 昼から飲み続けているものの、まだまだ肌寒いこの時期。身体が冷えてきました。
乾きものにも飽きたこともあり、夜は暖かい「うどんすき」といきましょう。
実は「うどんすき」は大阪が発祥の食べ物なのです。
暖かい鍋を突っつき、ホッとする一瞬です。
それからのこと?・・・実は、お酒が入ってこれ以上は詳しくは覚えていません。

 
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