[旅の日記]
淡路島(北淡・岩屋・津名) 
本日は、淡路島を訪れます。
鉄道のない淡路島を有効に移動するために、車での訪問です。
今回は淡路島でも北の淡路市を中心に回ります。
本州の舞子と淡路島の岩屋を結ぶ「明石海峡大橋」を通り、淡路島へ渡ります。
1998年に開通した開始全長3,911mを誇る日本最長の吊り橋です。
2022年にトルコの「チャナッカレ1915橋」ができるまでは、世界最長の吊橋でした。
本州と四国を結ぶ3つの本州四国連絡橋のうちのひとつです。
建設当初は新幹線も通ることのできる橋として検討されましたが、その後道路単独橋に変更された経緯があります。
車の中からは橋を吊り下げる左右のワイヤーが高くなったり低くなったり、走行に合わせて変化します。
その横には瀬戸内海が広がり道も広いので、車での通行は至って爽快です。
あっという間に淡路島に着いてしまいました。
最初の淡路インターで下り、向かったのは北淡地区です。
西海岸に位置するここで日本中を騒がせたのは、1995年のことです。
神戸の町を襲う「阪神・淡路大震災」が起こりました。
マグニチュード7.3の都市直下型大地震で、鉄道や高速道路が倒れ、ビルも下層階がつぶれる大惨事でした。
その地震を起こしたのが野島断層です。
そしてその断層が、ここ「北淡震災記念公園」に残されているのです。
断層の真上に位置するここで、地層のずれで地面に生じた段差がそのまま保存されています。
公園内には「神戸の壁」も移設展示されており、壁の表面を覆っていた石が崩れ落ちた状態です。
地震に備える大切さを後世に伝えています。
「北淡震災記念公園」を見終えて、食事をとるために島の北の端に向かいます。
途中で見かけたのがタマネギの無人販売所です。
道路沿いの果物屋は地方に行くと見かけますが、タマネギ専門店は珍しいです。
タマネギ生産の盛んな淡路島で、いまが新タマネギの時期なのです。
思わず買ってしまいました。

さらに進むと、今度は灯台があります。
「江崎公園」で灯台のモニュメントがあります。
本当の「江崎灯台」は、背後の丘の上高くにありここから階段を上っていきます。
今回は昼食を急ぎますので、そのまま先に進みます。
やって来たのは「道の駅 あわじ」です。
「明石海峡大橋」を真上に眺めることができます。
対岸は先ほど通ってきた舞子で、その間を大型の船が行き交います。
「明石海峡大橋」のマスコット人形もいます。
橋の形をした王冠をかぶった「あわ神」です。
そしてこの道の駅でも、至る所でタマネギが売られています。
さてここにやって来たのは、鯛飯を食べたかったからです。
米に鯛を入れて炊く一般的な鯛飯ではなく、ご飯の上を鯛のつくりが覆いそこに生卵を落とすのです。
宇和島鯛飯のような食べ方です。
飲むように喉に入っていき、あっという間に食べてしまったのでした。
腹も満足し、先ほど来た道を少し戻ります。
ハローキティの建物まで、車を走らせます。
するとリンゴの形をした建物「HELLO KITTY APPLE HOUSE」が目に入ります。
車がやっと通れる細い道を登り駐車場まで行ったのは良かったのですが、どうやら目的の「ハローキティ」はここではなかったみたいです。
さらに先の「HELLO KITTY SMILE」まで進みます。
中に入ると、そこにはサンリオのキャラクタである「ハローキティ」の世界が広がっています。
屋上に上がると、海から見ることのできる巨大なキティーちゃんの顔があります。
ハローキティの車があったり、万華鏡でキティーちゃんが周りを回ったり、ファンであればたまらないところなのでしょう。
さて今日は津名で、1泊します。
車で淡路島の中央部まで走ります。
夕食には、明石海峡で採れる海の幸、そして淡路牛の焼きとしゃぶしゃぶで十分すぎるほどの栄養をつけたのでした。
もちろん焼きものにもスープにも、柔らかく甘い新タマネギが入っています。

翌日は朝から活動開始です。
まず訪れたのは、古事記・日本書紀にも登場する歴史ある「伊弉諾(いざなぎ)神宮」です。
「伊弉諾神宮」に続く通りには、1km以上手前から灯篭が並びます。
その先に神社はありました。
国生み神話に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祭神とする日本最古の由緒ある神社です。
伊弉諾尊は御子神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)に国家統治の大業を委譲します。
日本列島中で最初に造ったのが淡路島で、天照大御神はその淡路島の多賀で余生を過ごしていました。
その住居跡に神社として創始されたのが、伊弉諾神宮ということです。
お参りをした後は、再び津名方向に車を進めます。
途中にあるのが「たこせんべいの里」です。
明石海峡で鯛と並んで有名なのが蛸です。
その蛸をせんべいに混ぜたものです。
塩気があって、食べるのが止まりません。
そして最後に向かったのが「淡路ワールドパークONOKORO」です。
園内には、世界中の有名な建物の縮小版が並びます。
ニュージーランドのクライストチャーチ大聖堂、中国の万里の長城、イタリアのピサの斜塔があります。
フランスの凱旋門や、インドのタージ・マハル、イギリスのバッキンガム宮殿なども訪れることができます。
つまり園内を回るだけで、世界1周ができるのです。
鉄道ジオラマやアトラクションの乗り物もあり、1日中遊ぶことができたのでした。
この島の始まりに伊弉諾尊が関わっていたことを、今回初めて知ったのでした。
名所が点在していることを除いては、意外と楽しむことができる淡路島だったのでした。
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