にっぽんの旅 関東 東京 新宿界隈

[旅の日記]

新宿界隈 

 日本でいちばん有名なところ、銀座や丸の内と並んで出てくるのが新宿です。
本日は地方から出てきた田舎者の新宿の散策日記です。

 新宿と言えば、西口の高層ビル群を思い浮かべます。
JR新宿駅西口のロータリーから延びる歩道を歩くと、新宿センタービル、三井ビル、住友ビル等々上を見上げなければならないビル群が続きます。
どうかこの間だけは巨大地震が発生しませんようにと、祈りながら そして新宿中央公園前に、東京都庁があります。
45階建てのビルは、33階以上が北と南の塔に分かれ、そのそれぞれに展望台があります。
眼下に東京の街を一望することができます。
晴れた日にはは遠く富士山の姿を見ることができるのですが、この日は東海地方があいにくの曇り空。
実は今朝は東海道新幹線に乗って車中から富士山を望もうとしていたのですが、それも雲で叶わなかったのでした。

 さて地上に降りると、山手線で原宿へ。
休日なら込み合う竹下通りですが、今日はガラガラ。
その竹下通りを横目に、明治神宮に向かいます。
本来は原宿駅西側から降りると明治神宮参道に出られたのですが、竹下通りを観たいと東側から北上したものですから、行けども行けども線路を反対側に超えることができず、結局ひとつ北の代々木駅に近い北参道から入ることになりました。

   
 明治天皇と昭憲皇太后を祀った代々木公園にある、巨大な神社です。
70万平方メートルの境内には247種17万本もの木が植えられており、都会の真ん中とは思えない静寂さです。
きれいに整備された参道を歩いて行くと御社殿があります。
壮大な社殿は、正月の参拝日本一だと納得させられる大きさです。
ですがこの社殿は1945年の空襲で消失したものを、1958年に再建されたものなのです。

 次は新宿のもう一つの巨大なオアシス 新宿御苑です。
緑いっぱいの公園ですが、緑の先には新宿のビルが顔を覗かせるなんともミスマッチングな風景がたまりません。
その後は再び新宿に戻り、新宿駅東口のアルタ前の大パノラマビジョンを眺め、そこから歌舞伎町まで歩道脇の果物屋でいつも通りドリアンが陳列されていることを確認します。

 これからはもう少し少し足を伸ばして、早稲田に行きます。 全国区のカレーうどんも、早稲田にある店から広まったのです。 そして日が暮れると、本当の新宿の顔である歌舞伎町が息を吹き返したのでした。

   
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