にっぽんの旅 関東 神奈川 横浜

[旅の日記]

横浜中華街 

 関内駅のやって来ています。
今日は横浜中華街に繰り出し、中華料理を楽しむことにします。 駅北側からは、浜っ子通りのアーケードが見えます。
ここから浜側に移り、横浜スタジアムを超えて中華街に向かいます。

 冬だというのにポカポカ陽気で、難なく中華街に辿りつきました。
「中華街」と書かれた善隣門から入り、中華大通りを東に進んで行きます。
通りの両側には、中華料理屋や土産物屋、そして中華食材屋が軒を連ねています。
店頭では飲茶を売る声が飛び交っています。
「今晩は人と食事の約束をしているのだ」と声掛けられる誘いを振り払い、歩き進みます。

 石川町駅に続く朱雀門の手前のところには、門に「天后宮」の文字が刻まれた横浜媽祖廟があります。
関帝廟が商売の神様ならば、こちらは海の神様として有名な、中華街の守り神です。
赤や金の鮮やかな色使いの建物の前では、例によって中国製の太い線香が焚かれ、もくもくと煙が上がっていました。
日本人の私も思わずその恩恵にあずかろうと、手を合わせたのでした。

 横浜中華街とは日本最大かつ東アジア最大の中華街で、前身である横浜新田居留地時代から数えると150年の歴史をもちます。
1858年の日米修好通商条約により横浜は開港に至ることになります。
外国人居留地も整備され、欧米商人とともに中国人使用人が来訪するようになり、その中には商売を始める中国人も出現し始めました。
ここ中華街は1796年に埋立で造成された横浜新田で、開港後の1861年に市街地として整備されてきました。
横浜にやって来た中国人は、一等地である海岸通りとは違い居住条件が悪かったこの場所に集住しました。
そして信仰の核となる関帝廟を建造し、次第に中華街を成立していきました。

 中華街に並ぶ食べ物屋、占い、土産物屋を眺めながら、中華街を見て回ります。
湧く道に逸れると天井には提灯が並び、雰囲気を盛り上げてくれます。
茶色に色付いた焼いた北京ダックが、店頭に吊るされた店もあります。
走行しているうちに周りは薄暗くなってき、お待ちかねの夕食の時間になってきました。

 その1つの店に直前に予約し、訪れたのです。
10品のコース料理で、まずは前菜から始まりフカヒレスープが出てきます。
その後は焼売、そして餃子、炒め物が順にテーブルに並びます。
そして北京ダックです。
薄い鴨餅(ヤービン)にネギとキュウリ、ダックを乗せ、甜麺醤で作ったたれをかけたものを鴨餅で巻き配膳してくれます。
それからもカニ爪揚げ、ご飯ものとしてカニがいっぱい入ったチャーハンが続きます。
どれも美味しいものばかりでした。

 腹も膨れたので、帰りは少し歩いてからホテルに帰ります。
ライトアップされた巨大な建物は、横浜市開港記念会館です。
横浜開港50周年を記念し、1917年に開館しました
赤レンガの建物で、隅には時計塔を配しています。
戦後の1945年から1958年まの間は米軍に接収され、進駐軍向けの映画館としても利用されたこともありました。
1959年には中区の公会堂としての横浜市開港記念会館として使われています。

 旨い食に満足した中華街でした。

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