にっぽんの旅 関東 群馬 妙義山

[旅の日記]

達磨寺から妙義山・富岡 

 群馬県の温泉以外の楽しみ方について、お話しましょう。
草津温泉、軽井沢といった絶好の行楽地が周りには点在していますが、今回はあえてそれらを外して達磨寺〜妙義神社〜旧富岡製紙場を巡ります。

 達磨寺は派手な案内板があるわけでもなく、注意して探さなければ判りにくいといったひっそりと落ちついた寺です。
私なんか、詳しい地図を持つでもなくただぶらっと行ったものですから、寺にたどり着くまでその何倍も歩いてしまいました。
寺の入り口には、延々と続く長い階段が待っています。
ここを登り終えると、寺の中には無数の達磨が供えてあります。
白い色の達磨の存在を知らされたのも、このときでした。

 次に訪れたのは、妙義山の梺にある妙義神社です。
高崎の人は階段が好きなのか、ここも達磨寺以上に心臓破りの階段があります。
境内は日光の東照宮を思わせるようなきらびやかな造りで、まぶしいほどの綺麗さに目が引きます。
本当はここから妙義山を登って行き、自然の石門まで行きたかったのですが、何しろ片道3時間以上かかると聞いたものですから、今回は諦めてバスで一路富岡へと向かうことにしました。

 富岡では、旧富岡製紙場を見に行くことにします。
ここも案内板らしき物はなく、地図を見ながらの訪問でした。
ただし富岡はちょっとした市街地ですから、道を聞くこと位はできそうです。
たどり着いた旧製紙工場ですが、今は一企業の手に渡っていて工場見学すらできない状態です。
ただ壁の外からですが、煉瓦造りの建物を見ることができます。

 そんなに多くの箇所を訪れたのでもないのですが、とにかくバスの便が悪いのでこれでも軽く一日かかります。
計画には十分余裕をもって!

 
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