にっぽんの旅 北海道 北海道全域 層雲峡

[旅の日記]

層雲峡と天人峡温泉 

 初冬の「層雲峡」に行ってきました。

   旭川から車を飛ばすこと約1時間。
しだいに道の両側に垂直に立った岩肌が目付き出した頃、「層雲峡温泉」に着きました。
大阪では日中20度近くもあるというのに、ここでは日陰には雪の跡が。
セーターとジャンパーを着込んで、車を降りました。
ここからはロープーウェイで黒岳まで。
黒岳駅では周り一面の雪で、特別の装備をしてこなかった私はこれ以上先に行くことはできませんでした。

 それではということで再び車に乗り、更に奥の大函、そして大雪湖へ。
でももっと良かったのは、今は冬季通行止めになっている小函付近。
サイクリングロードは通行止めでしたが、それを無視して足を踏み入れればそこは両側断崖絶壁の道。
そして所々に滝が涌いていて・・・
もう壮大以外の何ものでもありませんでした。

 さてこの日の宿は、天人峡温泉。
「層雲峡」が大雪山の北斜面だったのに対して、天人峡温泉は南西側。
「層雲峡」から70〜80km車を走らせ、ひっそりした温泉地へ。
ここにはホテルが4件ある以外は、他に何もないのです。
そこでの発見は、羽衣の滝。
これは高さ270mの所から7段にわたって流れ落ちる滝です。
それも岩の表面を薄く広く流れるといった、静かで女性的な滝でした。

 旭川の名物といえば・・・
札幌、釧路とともに北海道の三大ラーメンと言われるのが、「旭川ラーメン」です。
早速ラーメン屋を探して、入ってみます。
細麺に醤油の出汁が浸みて、いい味が出ています。
身体が芯から温まったのでした。

 蛇足ですが、今回の旅は旭川まで行く途中で富良野を通りましたので、電車の乗り継ぎ時間の合間に「北海道のへそ」を見てきました。
富良野小学校の校庭に飾ってありました。

 
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