にっぽんの旅 中国 岡山 蒜山高原

[旅の日記]

津山と蒜山高原 

 津山から蒜山高原の旅。
2日間のドライブでした。
では、まずは津山城下町巡りから・・・

 朝から移動し中国道を経て岡山県の津山に到着したのは、正午前。
ご存知の通り、津山は城下町。
歴史の難しい話は苦手なのですが、古い町並みには一見の価値があります。

 まず訪れたのが、洋楽資料館。
ここはレンガ造りの建物で、昔は銀行で使われていた所。
津山藩の医学云々よりも、その建物が印象的でした。

 そして次が、田町の古い町並み。
間口が狭く奥に細長い商店は、丁度京都の家の造りのようでした。
ここで90歳を越えるという、じいさんに捕まり色々話を聞かされました。
そのじいさんは、今も現役で自転車に乗っていて、はきはきした口ぶりでした。

 津山城跡(鶴山公園)にある郷土博物館を見て、民芸品の販売する小さな店「民芸社」の後に訪れたのは、武家屋敷の町並み。
ところがどの通りにも武家屋敷の並びがないのです。
色々探した末判ったことですが、1つの通りがすべて武家屋敷のたたずまいが残っているのではなくて、昔からの家が点在していてその今も住んでいる家の前に「○○家武家屋敷」と看板が立っているのです。
とりあえずは、誰かの家の前で記念撮影をしてきました。

 そして次に行ったのが、そこから2〜3km程北にある衆楽公園。
ここは和風の公園ながら、広くてきれいで◎でした。
何よりも無料駐車場付きで入場も無料というのが、好印象でした。
ちなみに、津山はどことも入場料が安く、これだけ行っても300円/大人1人(もちろん駐車料金はなし)でした。

 その後は、再び高速で蒜山高原まで。
途中、大雨&雷雨で前が全く見えずやっとのことで国民休暇村「蒜山高原」に辿り着きました。

 2日目は朝起きて、蒜山三山と一面に広がる草原、それに放牧されている牛をバックにまず記念撮影。

 そして訪れたのが、ジャージーランド。
ここは、チーズやヨーグルトの製造工場で、六甲の六甲牧場にあるそれを小さくしたようなものでした。
そしてその裏には、ここも牛が放牧されていました。

 そして車は、塩釜の冷泉へ。
車はその直前までしか行けず、あとは3分弱の徒歩。
10度の冷泉が湧き出ている60平米程の水溜まりで、私が行ったときには他の家族の子どもが、水遊びをしていてツッカケを流されていました(見つかったのかな?)
そのすぐ横には、林の中の一画が切り開けていて、キャンプのできる石彫公園(芝生のいたるところに、2m位の巨石が無造作に置かれている)がありました。

 次は、自然放牧公園。
人の造った公園ですが、きれいに芝が敷きつめられ、川が流れて、奥にはこれまた牛の放牧が。
弁当持参で行きたいところでした。
特になにもない所ですが、結構時間のつぶれる所です。

 さて、歴史民族資料館や、日本一(このたぐいはたくさんあるが)といわれる石の大鳥居を廻り、いざ大山への有料道路をと思い大山方向を眺めると、大山は真っ黒の雲の中・・
急きょ車を湯原温泉方向に向け、温泉見学(温泉には入らないので見学)。
湯原ダムの堰堤の下の河原は湯気が立ちこめ、その片隅に無料の露天風呂が。
晴れていれば一風呂と行きたいところですが、雨がちらつきおまけに大阪への帰路ということで、今回は諦めることにしました。

 それにしても、蒜山は近いですね。
高速ができてからは、南大阪からでも4時間で行けるようになったのですから。
みなさんもどうですか。