開催日 平成8年6月18日
場所 府立産業技術総合研究所 3F 図書室 14:00-18:00
参加者
堺天辻鋼球製造(株) 天辻 成夫 (株)大阪化学研究所 廣田 廸久
向陵工業(株) 西川 亘 大同特殊鋼(株) 高野 正吉
中谷金属工業(株) 中谷 泰久 フラッシュ精機(株) 中間 道春
吉田金属工芸社 吉田 公造
産業技術総合研究所 北原 洋爾
情報管理課長 平川 裕三 情報管理課 永石 勲男
情報管理課 金田 博之 光応用計測グループ 中西 隆
繊維感覚計測グループ 石倉 伸作 環境システムグループ 宮内 修平
環境システムグループ 岩崎 和弥 ロボテックスグループ 谷口 正志
有機材料グループ 夏川 一輝 機械加工グループ 大山 博
情報管理課 春山 みゆき 敷物技術グループ 小川 宏
議事
1 挨拶
堺技術センターで実施しておりましたパソコン通信分科会を、3ヵ月ぶりに
移転先の府立産業技術総合研究所にて実施することが出来ました。
これはひとえに研究所の皆様のご協力と、堺技術センター時代よりお世話に
なっています研究員の方々、とりわけ北原様の御尽力の賜物と感謝しています。
今回、トリベールでの分科会は初めての事であり、どの様な環境の中で実施
できるのか、不安なまま何の用意もなく分科会にのぞみました。環境としては
まだ十分把握していませんが、今回実施した場所は数名〜十数名程度の人数で
勉強会をするには適した場所だと感じました。
今回は研究所内の情報端末の概要等の説明が中心でしたが、回数をこなしな
がら、パソコンをどの様に活用したら良いのかと言った相談にも、今後対応し
て行きたいと考えています。そこには高度な利用も考えられますが、分科会と
しては、何もかも初めてでどうして良いやら分からない方に、気安く参加して
もらう事を目的としています。
今回、研究員の方の多数の参加を頂きまして、上記のような相談にもきっと
複数で回答頂けるのではないかと、勇気を得ることが出来ました。
今後も時々お邪魔させて頂きたく思いますので、よろしくお願いいたします。
座長 西川 亘
2 内容
1 研究所情報システム概略説明 平川(情報管理課長)
メーカーの違う機種をネットワークで接続しているため、その運行管理が
大変であること。しかしこれも研究所としての課題と捉らえていること。
インターネットへの接続も出来るようになったこと。
インターネット・ワーキンググループと情報システム・ワーキンググループ
を設置したこと。
研究員の出退勤を各自のパソコンより入力するようになり、問い合わせに
対する本人確認の管理がし易くなったこと。
2 研究所情報システム実演 中西、金田、永石 15:00〜17:00
@LAN
まず個人コードを入力する必要があります。
したがって、部外者はLANの内容を検索することは出来ません。
検索したいときは、研究員の方にお願いし、操作してもらう必要があります。
AE−mail
当日直前に参加できなくなりましたミキゴンさんからのメールを、インターネ
ット経由で受け取りました。
Bインターネット
専用回線を使用しているため、かなり高速で表示されるみたいです。
もっとも他部所や接続相手先によっては、時間の掛かる場合もあるみたいです。
研究所としては今の所、外部に開放されたホームページを開いていませんが、
準備中の画像等を見ました。
また、他県の研究所のホームページを見て、参考にしたりしています。
早く、外部より検索できるホームページが開設されることを期待します。
(もっとも、生産技術のメンバーでインターネットに接続できるメンバーの
数は極少数だと思いますが)
C情報検索
JOISEによる文献検索をしました。
NIFTYからも同様の検索をすることは出来ますが、検索サービスには費用が
発生しますので、効率の良い検索をする必要があります。
効率の良い検索とは、手慣れた人にしてもらうことで、情報検索士が必要
とされるところです。
今回実演をして頂いた金田(金さん)さんが、身近になりなりましたので
パソコン通信分科会のもう一つの利用目的が出来たのでは無いかと感じます
DFAX情報サービス
研究所のサービス内容等をFAXで受け取ることが出来ます。
内容によっては、メンテナンスをして変更されて行きますので、最新の
情報を受け取ることが出来ます。
内容がテキストで構成されているものならば、許される範囲でこのマグネッ
トのCUGにUPして貰えれば、パソコン通信をするための動機付けになるかと思
われますので、提案させてもらいました。
3 MAGNETへの接続
残念ながらまたもや接続に失敗しました。PC-VANには接続できたので、回線
が異常ではないと思われます。モデムおよびソフトの設定条件が悪いかマグ
ネットとの相性が悪いのか、早くミキゴンさんに来て頂いて、調査して貰い
安定した電子メールのやり取りをしたいものです。
研究所内ではNETが走り、お互いにメールを送受信することが出来ますが、
研究所と自宅や、高級な(高機能な)機械を所有していないメンバーにとっ
ては、やはり賦課金無しのマグネットの存在はありがたいはずです。